校長室だより

     〜 人々の生き方に触れて 〜

 

10月の声を聞くと同時に朝夕は涼しさを通り越して、寒さを覚える季節となりました。9月の文化祭では新しい棟の建築工事により、さまざまな制限があるなかで生徒たちは精一杯の知恵を出し合って、多くの方々をお迎えして楽しんでいただける空間、学識を深めていただける場、広島の歴史を再認識する展示など「城昇気流」にふさわしい文化祭を催すことができたと思っております。また、恒例となりました中学1年生と吹奏楽部とのコラボレーションによる合唱は、思わず胸が熱くなる瞬間が感動に変わる体験を私自身することができました。保護者のみなさま、PTAのみなさま、同窓会のご支援など、さまざまなご協力をいただきましたことに対して、心からお礼申し上げます。

さて、今回は校長だより10月号が少し遅くなりました。お詫び申しあげます。今月は中学3年生、高校2年生にとりましては学校生活におけるハイライトとも言える修学旅行が待っています。中学生は長崎県の「小値賀島」へ民泊を中心とした旅行に出かけます。このたびはNHKの長崎支局がこの島の活性化に向けた取り組みを取材されており、城北のそうした島での修学旅行を同行取材したい、というご提案をいただき終了後全国ネットで番組として紹介していただくこととなりました。放送日等が分かりましたらご案内いたします。高校生は「サイパン」と「北海道の空知」に分かれて旅行に参ります。「サイパンは」8月の台風の直撃に遭って本校のキーワードとしていた民泊である「ホームステイ」がホテルステイに変更せざるを得なくなりましたが、World StudiesやGlobal Studiesと呼ばれる国際理解教育の視点から、たくさんのものを学んで帰ってくるものと期待しています。空知では「ファームステイ」「植松電機」さんでのロケット打ち上げ体験など、キャリア教育推進の観点から行う「未来予想図」を描くことに繋がる研修旅行になるものと思っております。

どのコースに出かける生徒たちも、一回りも、二回りも大きくなって次のステップを目指す機会になることを心から願う次第です。

 

平成27年10月  校長 岩本 光彦