校長室だより

 8月に入り猛暑を通り越して「酷暑」という言葉が各地で使われるようになりました。人の体温を上回るほどの気温、地域を限定した雷や豪雨、日本も亜熱帯になったかのような印象を持ってしまいます。
 夏休みに入り中学1年生の「林間学校」、中学2年生の「JSW(夜間歩行)」も終わり、中学生にとって大きな行事を無事に終えることができました。雨の影響で登山やキャンプファイヤーができなかった林間学校ですが、散策や体育館での紙飛行機飛ばし、バーベキューなどを通じて、クラスや学年の絆が深まったものと思います。JSWでは最後には足が痛くなり、歩くのがつらくなった仲間を支えながら、無事に今治の糸山公園に到着しました。1年生も2年生も出かける間に比べて、一回り大きく成長して帰ってくれました。
 終業式の数日前に出発した韓国での異文化理解研修、メルボルンでの語学研修、そして今年から新たに加えたブリスベンでの語学研修も終わり、参加した生徒たちは、グローバル・マインドの意味を体感して帰国してくれたものと思います。ホストファミリーとして暖かく迎えていただいたそれぞれのご家族に、心からお礼申しあげる次第です。
 さて、関根均さんが「学びのサプリ」という著書の中で「夢」について次のように述べています。「シンガーソングライターの中島みゆきさんは、「夢みる勇気」という曲を作りました。中島さんは、この「勇気」という言葉を「ちから」と読ませています。将来、海外で仕事をしたい。高校1年生の夏休みに、オーストラリアでホームステイをしたい。でも、英語を十分に話せないし、外国の人と接するのも不安だ。だからその夢を掲げることに尻込みしてしまう。夢みるためには「勇気」は最も大切な要素の一つです。」
 幼い頃からの夢、学校に通うようになってからの夢等々、紙に書いていくことを薦めています。すでに叶った夢、かないつつある夢、これからの夢を文字にすることで、具体的な自分の行くべき方向が見えてくるのだと思います。
 この夏休みに、一人でも多くの生徒たちが「夢」を描くことができる機会に恵まれることを期待しています。