校長室だより

~何かを始める機会に~

 豪雨災害の復旧のさなか、台風12号により被災地のみならず多くの地域で災害をもたらしています。このたびの豪雨災害で被災された方々におかれましては、二次被害等が発生していないことを心からお祈りいたします。
 今回の豪雨災害は海外のニュース番組でも取り上げられ、メルボルンのヤラバレースクールやイギリスのハイクリフ、そして韓国の啓聖高校などあらゆる方面から本校にもお見舞いのメール等をいただいております。台風はまだ九州付近を迷走しているようですが、一日も早く何事もなく過ぎ去ってくれればと願っております。

 こうした中、29日(日)にメルボルンのヤラバレー・グラマースクール、ブリスベンのモートンベイ・ボーイズカレッジの2班が、約2週間の海外研修を終えて広島に帰ってきました。広島空港午前10時到着便ということで、台風の接近を気に掛けながらのフライトでしたが、5分遅れで無事着陸しました。中学3年生が海外研修に行っており、ほとんどの生徒が冬服を着て到着ゲートに元気な姿を見せてくれました。解団式も予定していましたが、少しでも早く家に帰ることを優先して、短く私からねぎらいの言葉をかけて解散しました。長いフライトで疲れていたとは思いますが、みんなの表情がとてもさわやかに見え、一回り大きくなって帰国してくれたように見えました。この研修を通してたくさんのことを学んだものと思います。これからの自分の在り方、生き方にまで思いを馳せ、今後の学校生活や家庭での過ごし方に生かしてください。

 It’s a good idea. Somebody ought to start it.
 「それはいい考えだと思います。誰かが始めるべきです。」

 これはアルベルト・シュバイツアー博士の言葉です。いろいろな意味を含んでいると思いますが、まず何か始めてみよう、挑戦してみようという気概を感じる言葉です。
 オーストラリアの北と南に分かれての研修でしたが、同じ国にあってもこの2校はそれぞれの独自の歴史と学校文化を持っています。これからも情報交換を通じて、自分たちの未来を見つめる心が養われていくことを期待しています。
 今回、快く送り出していただいたご家族の皆様には、心からお礼申しあげます。ありがとうございました。