昨年度早稲田大学の鎌田総長に個別にお会いする機会をいただき、早稲田の未来を見据えた大学として進むべき在り方について、じっくりとお話しを聞かせいただきました。早稲田大学の基本的な姿勢として、次のような内容が強く心に残っています。

○「・・・地球市民一人ひとりの幸せの実現をリードする能力と意志を持つ人材として、創造的、問題発見力、批判的精神、異文化理解力を有するリーダーの育成」(ディプロマ・ポリシー)

○「・・・地球社会に貢献できるように、学生各自が問題発見し問題解決するために、各自が求める専門性を学術的にも実践的にも高めていくことを促すカリキュラムの構築」(カリキュラム・ポリシー)

○「・・・基礎学力を持ち、本学の理念である進取の精神に富んだ知的好奇心が旺盛であり、同時に、地球社会に貢献する意志が強く勉学意欲の高い学生を世界のあらゆる地域から迎え入れる」(アドミッション・ポリシー)

 この3つのポリシーに頻繁に登場するKey Wordが「地球市民」「地球社会」であり、グローバルな視点での物の見方、考え方、課題解決にあたっての情熱等を評価する大学の姿勢を強く感じた次第です。また、昨年度から「地域連携型の新思考入試」を開始し、まさに早稲田が求める学生像獲得に向けた具体策を、高等学校に向けて発信されたものと理解しています。
 本校は昨年度から鎌田総長をはじめ、早稲田大学の関係者のおはからいで「城北オリジナル早稲田大学見学会」をスタートいたしました。今年度も12月に予定され、アイランド・トーク(早稲田大学の学生さんとの交流)や実際の授業参観等も検討いただいております。
 昨年度も同大学から本校の施設・設備の視察に、附属・系属校プロジェクト室の菰原課長さんをはじめ、入学センターから城座課長さんお二人が来校されました。授業のねらいや特性に応じて教室の配置を変えたり、周りの壁一面がホワイトボードであるDiscovery Roomという名称の7教室をご覧いただきました。今年度は昨年度の菰原課長さんに加えて、政治経済学術院教授であり、かつ理事である佐藤先生にも来校いただきました。
 実際の授業の様子や、生徒の発表の様子をプレゼンテーションさせていただき、ICT機器の導入やオンライン英会話、タブレットの活用についてこれから城北の進むべき方向について説明し、示唆に富んだ感想をいただきました。早稲田大学が母校である本校理事長も同席するなか、今後の連携について有意義な時間を過ごすことができました。