心地よい秋風がいつのまにか寒さを感じさせる風に変わってきました。朝晩は少し早い冬の到来のように思ってしまいます。
 中学生、高校生どちらにとっても、学校生活において大きな思い出作りになる修学旅行が終わりました。高校の海外班ではシンガポールにおける卒業生をお迎えしてのパネルディスカッション、ホームステイ・沖縄(伊江島)班は人々の暖かさに触れる感動体験、JICAのOBによる21世紀をどう生きるかというディスカッション、中学生は長崎におけるシネマ・アクティブ・ラーニングによるムービー作成等々、いつまでも心に残り、次代に繋いでいくことができる行事になっていくものと確信した次第です。

 さて、城北の教育の柱の一つに「生徒の持つ可能性を最大限に引き上げる」ということを設けていますが、今日は小学生時代からの趣味を感動的な芸術の領域まで高めている中学1年生を紹介します。
 中学1年D組の高橋暖人君です。図鑑を見ながら小さなハサミ1本だけで、まるで生きている生物の影絵を見るような作品をものの見事に作り出します。早いものは1時間程度で完成するそうです。最初はこうした切り絵の展示会に行ったことがきっかけで、是非とも自分で作ってみたいと好奇心から始まったそうです。今回写真で紹介するものは一部になりますが、専用のケースの中にはたくさんの平面物のみならず、紙を貼りつけて今にも動き始めそうなムカデや鳥たちの作品も見せてくれました。
 将来の夢は生物を研究する人になりたいとのことですが、いつの日か生物学者となって、本校恒例の文化祭でのパネルディスカッションのパネリストの一人となって、ホームカミングしてくれるかも知れません。観察眼の鋭さや正確さ、生き物に対する愛情といったものが、高橋君の原動力となっているのでしょう。好きなことを極めることも、これからの人生にとってかけがえのないものになると思います。Cheer Up!高橋君