校長室だより

~平成から令和へ~

 今年の入学式は、数年ぶりに校庭の桜の花が満開で新入生を迎えてくれました。花は散ってしまいましたが、鮮やかな緑の葉をしっかりと張り、年号が変わるこのタイミングでまさに新緑の5月を喜ぶかのような印象を与えています。
 中学、高校の各学年は4月26日に遠足に出かけ、親睦を深めるとともにさらに強い絆を結ぶことができたものと思います。
 「冬」というのは、自然や生命の魂が「殖(ふ)える」という「殖(ふ)ゆ」からきた言葉だと言われているそうです。冬の間に、自然や生命がどんどん殖えて、つぼみとなっていき、このつぼみが春になると、はちきれんばかりにふくらんできます。つぼみが「張る」、「張り切る」とか「張り出す」の「張る」だそうです。このはちきれんばかりに張って、外に現れてくる季節を、「春」と呼ぶようになったそうです。
 何か元気をいただいたような、新しい年度に向かって大いに張り切ってみよう、そんな印象を持つお話のように思います。
 明日から本校の姉妹校である大邱(韓国)の啓聖高校の生徒たちが、約1週間の日程で城北にやってきます。異文化理解を深めながら、次代を担う子どもたちが心からの交流を図ることで円滑な世界を築きあげる力を培ってくれるものと思います。ホームステイを快く受けてくださった保護者の皆様には心からお礼申し上げます。
 新緑の5月に、はち切れんばかりの春の息吹を感じながら、それぞれの目標に向かって大きく飛躍してくれることを心から期待したいと思います。