「文化祭」が終わりました。コロナ禍の中で感染防止を可能な限り行いながら、どうすればこの行事を開催できるだろうか、ずいぶんと早くから生徒会執行部を中心とする生徒たちが、顧問の先生方とあらゆる角度から検討を重ね、日頃の成果を発表する機会を演出してくれました。

 生徒たちのアイデアや楽しんでもらうための工夫、それは科学部のロケット発射実験にはじまり、Discoveryで各自が興味を持った国内の問題や広く海外に目を向けた社会問題を英語でまとめたポスター・セッション、SDGsに深く結びつくカード・ゲーム、吹奏楽部やライブ演奏、「密」を可能な限り避ける工夫を盛り込んだ模擬店等々、一日だけの開催とはなりましたが、若い力・知恵・情熱を感じさせてくれる内容であったと思います。

 子どもたちの持っている可能性は無限大とは思いますが、我々が考えつかないような催しや来場者へのもてなし、自分たちの楽しい時間の演出を行うことができることに改めて感心した次第です。

 学習指導要領には文化祭は特別活動領域の一つとして扱われており、「平素の学習活動の成果を総合的に活かし、その向上の意欲を一層高めるような活動を行うこと」と説明されています。小学校で「学習発表会」や「学芸会」が催されるのも、こうした背景があるものと考えます。

 「秋を愛する人は心深き人 愛を語るハイネのようなぼくの恋人」という四季の歌の秋の歌詞です。まさにこうした行事を通じて、仲間と協働することの大切さ、団結することの意義を学んでくれたものと思います。

 保護者のみなさまや地域の方々には公開できませんでしたが、一日もはやいコロナ問題が終息することを心から願う秋のはじまりです。